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宝厳院(京都)


宝厳院 石柱


 宝厳院(ほうごんいん)は
京都市右京区にある
天竜寺の塔頭寺院である。
  参考→天龍寺

 塔頭子院の一つで
総門から法堂へ道の左奥
天龍寺の大方丈の南にある。
  参考→妙智院弘源寺永明院

 1461年(寛正2年)
細川頼之が聖仲永光禅師を
開山に招き創建したとされる。

 本堂には本尊・十一面
観世音菩薩が安置されている。

 脇仏に三十三体の観世音
菩薩と地蔵菩薩像を祀る。
西国三十三所観音霊場巡りと
同じ功徳があると伝える。

 本堂には田村能里子
独自の筆によるの襖絵
「風河燦燦三三自在」がある。

 「獅子吼の庭」は嵐山を
借景とする回遊式庭園である。
獅子の形をした獅子岩があり
策彦周良の作庭という。

 庭園内の茶室「青嶂軒」は
茶会会場として利用されている。

 紅葉の名所でも知られる。
夜間にはライトアップもされ
時代劇の撮影にも利用される。


宝厳院 山門


所在地 京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町68
山号 大亀山
宗派 臨済宗天龍寺派
本尊 十一面観音
創建年 1461年(寛正2年)
開基 細川頼之
備考 天竜寺塔頭



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