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天龍寺(京都)


天龍寺 大方丈


 天龍寺(てんりゅうじ)は
京都市右京区にある
臨済宗天龍寺派の大本山。
寺号は正しくは天龍資聖禅寺。

 京都五山の一位に列する
洛西の名刹である。
「古都京都の文化財」として
世界遺産に登録されている。

 1345年(康永4年)
足利尊氏が夢窓疎石を
開山とし創建したとされる。

 夢窓疎石が後醍醐天皇
の菩提を弔うため
進言したと云われる。

 法堂は旧座禅堂(選仏場)を
明治になり移築したもので
天井には近年描き直した
加山又造筆の「雲龍図」がある。

 堂内の須弥檀中央に釈迦・
文殊・普賢の釈迦三尊像を祀る。
また、脇に足利尊氏像と
夢窓疎石像を安置する。

 大方丈には本尊・釈迦
如来坐像が安置されている。
 
 大方丈前の庭園は
曹源池を中心とする
池泉回遊式庭園である。

 夢窓疎石の作庭と云われ
国の特別名勝・史跡である。


天龍寺 曹源池を中心とする庭園


所在地 京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町68
山号 霊亀山
宗派 臨済宗天龍寺派
寺格 大本山
本尊 釈迦如来
創建年 1345年(康永4年)
開基 足利尊氏、夢窓疎石(開山)
正式名 霊亀山 天龍資聖禅寺
備考 京都五山一位



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