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永明院(京都)


永明院 山門


 永明院(ようめいいん)は
京都市右京区にある
天竜寺の塔頭寺院である。
  参考→天龍寺

 塔頭子院の一つで
総門から法堂へと続く
道の左側にある。
  参考→妙智院弘源寺宝蔵院

 1413年(応永20年)
太岳周祟(たいがくしゅうそう)
禅師により創建されたという。

 禅師は天龍寺開山・
夢窓国師の3世法孫である。

 応仁の乱の兵火で焼失、
江戸時代に常滑藩主・
水野河内守守信により再興。
常滑水野家の菩提寺となる。

 本堂には本尊・十一面
観音像が祀られている。
平櫛田中翁作といわれる。

 恵比寿天堂には
恵比寿天像が安置されている。
西ノ宮戎神社の分神という。

 天龍寺七福神の一つで
救苦除災・福授開運
の神として信仰される。

 境内の夢地蔵尊は
夢窓国師の一字「夢」を
冠して19世・國友憲道
住職が建立したと云われる。


永明院 夢地蔵尊


所在地 京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町60
宗派 臨済宗天龍寺派
本尊 十一面観音像
創建年 1413年(応永20年)
開基 太岳周祟
備考 天竜寺塔頭



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