正法寺(岩手)
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正法寺 本堂 |
正法寺(しょうぼうじ)は
岩手県奥州市にある
曹洞宗の寺院である。
東北新幹線「水沢江刺」
駅から車で20分程の所、
黒石寺よりさらに奥にある。
参考→黒石寺
1348年(貞和4年)
無底良韶の開山という。
東北地方初の曹洞宗
寺院と云われる。
開祖・道元が中国
から持ち帰った袈裟を
授けられ継承を託される。
曹洞宗・福井の永平寺、
鶴見の総持寺に次ぐ
第三本山と呼ばれた
格式のある古刹である。
参考→永平寺、総持寺
本堂(法堂)は日本一
の茅葺屋根で知られる。
棟高(屋根の高さ)は
ビル7階に相当する約26m、
正面約30m、側面約21m。
屋根面積は720坪、
勾配49度の急勾配の
曲線に圧倒される。
本堂右手の寄棟造
茅葺きの庫裏もまた
大きく趣がある。
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正法寺 庫裏 |
所在地 |
岩手県奥州市水沢区黒石町字正法寺129 |
山号 |
大梅拈華山 |
宗派 |
曹洞宗 |
本尊 |
如意輪観音 |
創建年 |
1348年(貞和4年) |
開山 |
無底良韶 |
備考 |
日本一の茅葺屋根 |
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