総持寺(神奈川)
総持寺(そうじじ)は
横浜市鶴見区にある
曹洞宗の大本山である。
前身は能登、石川県
輪島市にあったが、1898年
(明治31年)本堂より出火。
フェーン現象もあり、
猛火は全山に拡がり
伽藍の多くを焼失する。
1911年(明治44年)
鶴見に移転。能登は
「総持寺祖院」に改称。
七堂伽藍の中心の
殿堂は「大雄宝殿(だいゆう
ほうでん)」と呼ばれる。
本尊である木彫・坐像の
釈迦如来を安置する。
脇侍は向かって右に
迦葉尊者、左に阿難尊者。
釈迦の「十大弟子」の2人。
釈迦三尊の形式である。
香積台(こうしゃくだい)
(総受付)の正面奥に
大黒尊天が祀られている。
高さ約180cmの木彫りで
日本一の大きさという。
敷地面積は約50万m2と
広大である。境内の鶴見
大学を運営する。
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総持寺 |
所在地 |
横浜市鶴見区鶴見2-1-1 |
山号 |
諸嶽山 |
宗派 |
曹洞宗 |
寺格 |
大本山 |
本尊 |
釈迦如来 |
開基 |
(伝)行基 |
備考 |
移転:1911年(明治44年) |
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