天性寺(京都)
天性寺(てんしょうじ)は
京都市中京区にある
浄土宗の寺院である。
矢田寺から寺町三条を上り
寺町通に面して山門がある。
参考→矢田寺
正式名は「曼茶羅山當麻院
天性寺」で浄土宗総本山
知恩院の末寺である。
参考→知恩院
1577年(天正5年)
中将姫(ちゅうじょうひめ)
の遺徳を偲んで眼誉道三
和尚が創建したとされる。
和尚は奈良の當麻寺
念仏堂の院主である。
参考→當麻寺
中将姫は右大臣家の姫君で
當麻寺に出家し極楽浄土に
往生したという伝説の人物。
當麻曼荼羅を絵解きして
極楽往生を勧奨するため
当初は当麻町(上京区曼荼羅町)
に建立したとされる。
その後、豊臣秀吉の
京都改造計画により
現在地に移転したとされる。
境内に弁財天を祀り
子宝祈願の信仰を集めている。
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本堂 |
所在地 |
京都市中京区寺町通三条上ル天性寺前町523 |
山号 |
曼荼羅山 |
宗派 |
浄土宗 |
本尊 |
阿弥陀如来 |
創建年 |
1577年(天正5年) |
開基 |
眼誉道三 |
備考 |
中将姫ゆかりの寺 |
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