知恩院(京都)
知恩院(ちおんいん)は
京都市東山区にある
浄土宗総本山である。
東山三十六峰の一つ
華頂山の麓にある
浄土宗の宗祖・法然
ゆかりの寺である。
1175年(承安5年)
比叡山を下りた法然が
専修念仏の教化活動を営んだ
草庵がその起源とされる。
江戸初期、浄土宗の
信仰の篤い徳川家康が
大規模な大伽藍に整備。
禅宗様の堂々とした
高さ24mの三門は
わが国最大の楼門という。
国宝に指定されている。
本堂は正面11間、
側面9間の巨大な建物。
やはり国宝である。
残念ながら補修中であった。
本堂は法然上人像が
安置され御影堂とも呼ばれる。
また、阿弥陀堂には本尊・
阿弥陀如来坐像が安置される。
経堂の南にある鐘楼には
口径2.8m、重さ70tの大鐘がある。
境内奥には方丈、勢至堂、
法然廟等もあり境内は広い。
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鐘楼 |
所在地 |
京都市東山区林下町400 |
山号 |
華頂山 |
宗派 |
浄土宗 |
寺格 |
総本山 |
本尊 |
阿弥陀如来 |
創建年 |
1175年(承安5年) |
開基 |
法然 |
正式名 |
華頂山 知恩教院 大谷寺 |
備考 |
法然上人二十五霊跡25番 |
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