TOP
矢田寺(京都)


矢田寺 山門


 矢田寺(やたでら)は
京都市中京区にある
西山浄土宗の寺院。
奈良の矢田寺の別院である。
  参考→矢田寺(奈良)

 賑やかな商店街
アーケードの中の寺町三条
の繁華街の一角にある。

 寺伝によると845年
(承和2年)大和国(奈良県)
の矢田寺の別院として
五条坊門に創建と伝える。

 以後、移転を繰り返し
秀吉の命により現在地に
移転したといわれる。

 本尊の地蔵菩薩立像は
人々の苦しみを代わって
くれる「代受苦(だいじゅく)
地蔵」として知られる。

 火焔の中、地獄で罪人を
救っている地蔵の姿を
彫刻したものと云われる。
京都の代表的な名地蔵という。

 本堂前の「送り鐘」は
六道珍皇寺の「迎え鐘」に対し
お盆に帰ってきた人々を
無事送り返す鐘である。

 冬至にかぼちゃを食べると
1年間無病息災といわれ、
「かぼちゃ供養」が
毎年冬至にが行われる。


矢田寺 本堂


所在地 京都市中京区寺町通三条上ル523
山号 金剛山
宗派 西山浄土宗
本尊 地蔵菩薩
創建年 (伝)845年(承和2年)
備考 送り鐘



TOP