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大乗寺(石川)


大乗寺 山門


 大乗寺(だいじょうじ)は
石川県金沢市にある
曹洞宗の寺院である。

 JR北陸本線「金沢」
駅から車で20分程の所、
金沢市街が一望できる
野田山の中腹にある。

 厳しい規則で知られ
「規矩(きく)大乗」
と称えられる。 

 1263年(弘長3年)
加賀の守護・富樫家尚が
真言宗の澄海を招聘し
創建したと云われる。

 1289年(正応2年)
大本山・永平寺の第3代・
徹通義介禅師が中興
開山、曹洞宗に改宗。

 2世は大本山・総持寺を
開いた瑩山紹瑾である。
大本山・永平寺、総持寺
に劣らぬ格式を持つ。
  参考→永平寺総持寺

 曹洞宗寺院建築の
典型的な七堂伽藍の
配置である。仏殿は
国の重要文化財である。

 山門を潜ると仏殿が
あり、法堂、僧堂、
庫院(庫裏)とは
回廊で結ばれている。


大乗寺 仏殿


所在地 石川県金沢市長坂町ル-10
山号 東香山
宗派 曹洞宗
本尊 釈迦如来
創建年 1263年(弘長3年)
開基 富樫家尚
中興開山 徹通義介
備考 規矩大乗



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