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隣松寺(青森)


隣松寺 山門


 隣松寺(りんしょうじ)は
青森県弘前市にある
曹洞宗の寺院である。

 「禅林街」最奥の
長勝寺の手前左手、梅林寺
とは反対側に位置する。
  参考→長勝寺梅林寺

 創建は定かでないが
享禄年間(1528-31年)
賀田村(旧岩木)に
開創されたと云われる。

 慶長年間(1596-
1615年)現在地へ移転。

 弘前藩4代藩主・
津軽信政の生母・久祥院
(きゅうしょういん)の
実家・多田家の菩提寺。

 1692年(元禄5年)
久祥院の死去に伴い埋葬。

 久祥院は信義の側室・
与曽の方である。
才色兼備で信政が薫陶を
受けた母でもある。

 信政寄進の「久祥院
殿位牌堂」は江戸中期の
貴重な位牌堂として
県指定の重宝である。

 桐山正哲の墓がある。
正哲は杉田玄白の仲間で
「解体新書」を翻訳。


隣松寺 本堂


所在地 青森県弘前市西茂森2-12-1
山号 蟠竜山
宗派 曹洞宗
本尊 釈迦牟尼仏
備考 久祥院殿位牌堂



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