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長寿寺(滋賀)


長寿寺 山門


 長寿寺(ちょうじゅじ)は
滋賀県湖南市にある
天台宗の寺院である。

 JR草津線「石部」駅
から車で7分程の所、
阿星山の北東麓にある。

 善水寺、常楽寺と共に
「湖南三山」とされる。
  参考→善水寺常楽寺

 常楽寺の「西寺(にし
でら)」に対して「東寺
(ひがしでら)」とも呼ばれる。

 寺伝では、奈良後期、
天平年中(729-748年)
聖武天皇の勅願により
良弁が創建したと伝わる。

 皇女誕生に因む子安
地蔵を行基に刻ませ
本尊とし皇女の長寿を願い
長寿寺と名付けたという。

 本堂は寄棟造、桧皮葺、
桁行五間、梁間五間で
国宝に指定されている。

 堂内に本尊・子安
地蔵を安置する。秘仏で
50年に1度だけ開帳される。

 常楽寺と同じく
三重塔があったが
信長により安土城山中の
総見寺に移築される。


長寿寺 本堂


所在地 滋賀県湖南市東寺5-1-11
山号 阿星山
宗派 天台宗
本尊 子安地蔵
開基 (伝)良弁
別称 東寺
備考 湖南三山



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