善水寺(滋賀)
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善水寺 本堂 |
善水寺(ぜんすいじ)は
滋賀県湖南市にある
天台宗の寺院である。
常楽寺、長寿寺と共に
「湖南三山」と呼ばれる。
参考→常楽寺、長寿寺
JR草津線「甲西」駅
から車で10分程の所、
岩根山の中腹にある。
和銅年間(708年-715年)
元明天皇の勅願により
開創されたと伝わる。
鎮護国家の道場として
和銅寺と号したという。
平安初期に最澄が
入山。延暦寺の別院
諸堂を建立し天台宗に
改宗したとされる。
桓武天皇の病が最澄の
献上した霊水で快癒し
善水寺と名付けられたという。
桧皮葺の本堂は
信長の兵火でも難を逃れ
国宝に指定されている。
堂内には本尊・薬師
如来(木造坐像)はじめ
数多くの仏像を安置する。
元三大師堂には元三
慈恵大師の等身大像が
安置されている。
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善水寺 元三大師堂 |
所在地 |
滋賀県湖南市岩根3518 |
山号 |
岩根山 |
宗派 |
天台宗 |
本尊 |
薬師如来 |
創建年 |
和銅年間(708年-715年) |
開基 |
元明天皇 |
備考 |
湖南三山 |
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