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知善院(滋賀)


知善院 表門


 知善院(ちぜんいん)は
滋賀県長浜市にある
天台真盛宗の寺院。
西教寺の末寺である。
  参考→西教寺

 JR琵琶湖線「長浜」駅
から徒歩15分程、大通寺
のすぐ西側にある。
  参考→大通寺

 創建は定かでないが
浅井氏の居城小谷城下に
建立したと云われる。

 1574年(天正2年)
秀吉の長浜築城に際し
城の鬼門の守護として
現在地に移ったという。

 本堂に阿弥陀三尊像
の他、豊臣秀吉坐像が
安置されている。

 秀吉像は大坂城落城時
持ち出されたもので
曽呂利新左衛門作
と云われる。

 観音堂の十一面観音
坐像は像高約60cmの
木造で運慶作と伝えられ
国指定の重要文化財である。

 表門は長浜城の搦手門
(からめてもん)を
移したものという。


知善院 本堂


所在地 滋賀県長浜市元浜町29-10
山号 宝生山
宗派 天台真盛宗
本尊 阿弥陀如来
中興年 1574年(天正2年)
中興 舜慶和尚
備考 江州三十三観音19番



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