西教寺(滋賀)
西教寺(さいきょうじ)は
滋賀県大津市坂本にある
天台真盛宗の総本山である。
正しくは「戒光山
兼法勝西教寺」という。
比叡山延暦寺の門前町
として栄えた坂本にある。
参考→比叡山、延暦寺
坂本でも北方にあり
比叡山三塔の一つ・横川
への登り口に位置する。
創建は定かでないが
聖徳太子とする伝承もある。
室町時代、中興の祖と
される僧・真盛が入寺し
天台念仏と戒律の道場
として栄えたと云われる。
本堂は総欅入母屋造で
本尊の阿弥陀如来を安置する。
客殿はもとは伏見城に
あった旧殿といわれる。
信長の比叡山焼討ちで
焼失するが、坂本城主
になった明智光秀の庇護
を受け復興したという。
総門は坂本城門を
移築したとものと伝える。
境内には明智光秀
一族の供養塔がある。
所在地 |
滋賀県大津市坂本5-13-1 |
山号 |
戒光山 |
宗派 |
天台真盛宗 |
寺格 |
総本山 |
本尊 |
阿弥陀如来 |
開基 |
(伝)聖徳太子 |
備考 |
神仏霊場巡拝の道148番 |
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