西明寺(滋賀)
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西明寺 本堂 |
西明寺(さいみょうじ)は
滋賀県犬上郡にある
天台宗の寺院である。
琵琶湖の東、鈴鹿
山脈の西山腹に位置し
金剛輪寺、百済寺と共に
「湖東三山」と呼ばれる。
参考→金剛輪寺、百済寺
寺伝によれば、
834年(承和元年)
三修上人により開創
されたと伝えられる。
池に祈念したという
発祥の伝承から「池寺」
とも呼ばれ、地名にも
なっている。
山内に17の堂宇と
300ほどの僧坊があり
祈願・修行道場として
栄えたと云われる。
本堂には本尊・薬師
如来立像(秘仏)左右に
日光・月光菩薩像、十二
神将像などを安置する。
本堂右には総高20.1m
の三重塔が建つ。本堂・
三重塔とも純和様建築で
国宝に指定されている。
織田信長の焼き討ちに
遭うが、本堂、三重搭は
火難を逃れたという。
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西明寺 三重塔 |
所在地 |
滋賀県犬上郡甲良町大字池寺26 |
山号 |
龍応山 |
宗派 |
天台宗 |
本尊 |
薬師如来 |
創建年 |
(伝)834年(承和元年) |
開基 |
(伝)三修上人 |
備考 |
湖東三山 |
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