総泉寺（東京）

総泉寺　山門

　総泉寺（そうせんじ）は
東京都板橋区にある
曹洞宗の寺院である。

　地下鉄三田線「志村坂上」
駅から徒歩3分ほどの所にある。

　1201年（建仁元年）
千葉介により創建された
と云われる。

　江戸時代になると
幕府の庇護を受け
秋田藩佐竹氏の
江戸での菩提寺となる。

　泉岳寺・青松寺
とともに江戸三箇寺の
1つに数えられる。
　　　参考→泉岳寺、青松寺

　1923年（大正12年）
関東大震災で罹災し
1928年（昭和3年）当地に
移転し大善寺と合併。

　薬師堂の薬師三尊は
もと大善寺の本尊で　
聖徳太子作と伝わる。

　清水薬師ともいわれ
「清水坂」の地名は
これに由来するという。

　地蔵堂の地蔵は
もと清水坂の中腹にあり
現在は子育地蔵として
信仰を集めている。

総泉寺　地蔵堂