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安随寺(大分)


安随寺 本堂


 安随寺(あんずいじ)は
大分県中津市にある
浄土真宗大谷派の寺院。

 寺院が並ぶ「寺町」の
南端の普門院に近く
宝蓮坊の横に立地する。
  参考→普門院宝蓮坊

 1555年(弘治元年)
長尾晴景が安随を
開山として創建
したと云われる。

 長尾晴景は長尾輝虎
(のちの上杉謙信)
との戦いに敗れ
中津に入ったという。

 安随は晴景に仕えて
いた僧とされる。

 当初は禅宗で安随院と
称していたが、のち
浄土真宗「安随寺」となる。

 黒田孝高(官兵衛)
入封後の寺院が多い寺町に
あって中津城の築城前に
建立されている。

 中津最古の開創
という東林寺も天正
年間に兵火で焼失。
  参考→東林寺

 安随寺は現存する
寺町最古の寺と云われる。


安随寺 境内


所在地 大分県中津市寺町981
山号 獅子吼山
宗派 浄土真宗大谷派
創建年 1555年(弘治元年)
開基 長尾晴景  安随(開山)  
備考 寺町最古の寺



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