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万松院(沖縄)


万松院 石碑


 万松院(ばんしょういん)は
沖縄県那覇市にある
臨済宗妙心寺派の寺院。

 ゆいレール「首里」駅
から徒歩5分ほどの所にある。

 1613年(万暦441年)
円覚寺住職・カ翁周航
禅師の隠居寺に始まる
と云われる。
  参考→円覚寺

 当初は「岩頂山万松院」
と称したとされる。

 1683年(康熙22年)
3世禅師が妙法山蓮華院と
改め万松院の院号を弟子・
東峰禅師に譲ったという。

 東峰禅師は首里崎山の
雨乞いの丘に草庵を結び
「天授山万松院」と号した
と云われる。

 その後、名護に移り
名護から首里へ戻り
明治に現在地となる。

 首里十二支巡りの
参拝寺を1990年に廃止。
辰・巳の守り本尊を首里
観音堂など遷している。
  参考→首里観音堂

 戦前の首里一帯の上空
写真などのパネル展示がある。


万松院 境内


所在地 沖縄県那覇市首里当蔵町3-4-1
山号 天授山
宗派 臨済宗妙心寺派
本尊 聖観世音菩薩
創建年 1613年(万暦441年)
開基 カ翁周航禅師
備考 首里の寺院



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