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円覚寺(沖縄)


円覚寺 総門


 円覚寺(えんかくじ)は
沖縄県那覇市にある
臨済宗の寺院である。

 第二次世界大戦による
沖縄戦首里攻防戦で破壊。

 現在は総門、放生池・
放生橋などの遺構が残る
のみであり、厳密には
「円覚寺跡」探訪である。

 かっては、琉球随一の
寺院であり、臨済宗の
総本山であったという。

 ゆいレール「首里」駅
から徒歩15分程の所にある。

 1494年(弘治7年)
琉球王国が最も栄えた時代
の尚真王が創建したという。

 芥隠承琥を開山とし
父王の霊を祀り、王家
の菩提寺として建立
したと云われる。

 鎌倉・円覚寺を模した
完全な七堂伽藍を配した
大寺であったとされる。
  参考→円覚寺(鎌倉)

 国宝の仏殿、方丈など
は喪失、総門が県指定
有形文化財、放生橋が国指定
重要文化財となっている。


円覚寺 放生池・放生橋


所在地 沖縄県那覇市首里当蔵町2-1
山号 天徳山
宗派 臨済宗
本尊 釈迦如来
創建年 1494年(弘治7年)
開基 尚真王
備考 琉球随一の寺院



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