円覚寺(鎌倉)
円覚寺(えんがくじ)は
鎌倉市山ノ内にある
臨済宗円覚寺派の寺院。
鎌倉五山の第2位。
1282年(弘安5年)
北条時宗が創建。
宋から無学祖元
(むがくそげん)を
開山に迎えたという。
境内には入って直ぐ
左手の桂昌庵(閻魔堂)に
運慶作という閻魔大王像が
安置されている。
夏目漱石の「門」で
知られる山門は三門とも
いわれ、三解脱門(空・
無相・無願)の略という。
仏殿には本尊・宝冠
釈迦如来座像(像高260cm)
が安置されている。
境内奥の塔頭・正続院
にある「舎利殿」は県唯一
の国宝建造物である。
高さ2.6mを超える関東で
最も大きいという洪鐘
(おおがね)も国宝である。
境内は北条時宗像を
安置する佛日庵、一番奥の
聖観世音菩薩を祀る
黄梅院までかなり広い。
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円覚寺 仏殿 |
所在地 |
鎌倉市山ノ内409 |
山号 |
瑞鹿山 |
宗派 |
臨済宗円覚寺派 |
寺格 |
大本山 |
本尊 |
宝冠釈迦如来 |
創建年 |
1282年(弘安5年) |
正式名 |
瑞鹿山 円覚興聖禅寺 |
開基 |
北条時宗、無学祖元(開山) |
備考 |
鎌倉観音霊場第三十三番
鎌倉地蔵霊場十四番 |
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