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首里観音堂(沖縄)


首里観音堂 山門


 首里観音堂
(しゅりかんのんどう)は
沖縄県那覇市にある
臨済宗妙心寺派の寺院。

 首里城の守礼門から
西へ県道29号と交差する
地点にある。

 首里観音堂は通称名で
正式の寺号は「慈眼院」
(じげんいん)という。

 丘陵・万歳嶺の上にあり
山号は「万歳嶺」である。
本尊は千手観音菩薩。

 1618年(万暦46年)
徳庵和尚が観音堂ととも
開山したとされる。

 観音堂は薩摩藩の人質・
佐敷王子(のち尚豊王)が
無事帰国したことを祝い
父・尚久王が発願したという。

 慈眼院は経典「観音経」の
「慈眼慈衆生 福海無量」
に由来するとされる。

 琉球処分後、慈眼院は
廃寺となり、観音堂が名称
を引き継ぐ。沖縄戦で焼失
するが戦後間もなく復興。

 万歳嶺は見晴らしが良く
那覇市街が一望できる。
首里八景の1つとされる。


首里観音堂 本堂


所在地 沖縄県那覇市首里山川町3-1
山号 万歳嶺
宗派 臨済宗妙心寺派
本尊 千手観音菩薩
創建年 1618年(万暦46年)
開山 徳庵和尚
備考 慈眼院



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