三宝寺(長崎)
三宝寺(さんぽうじ)は
長崎県長崎市にある
浄土宗の寺院である。
寺院が並ぶ寺町通りの
浄安寺と深崇寺との間にある。
正式名は「万年山 比経院
三宝寺」である。
参考→浄安寺、深崇寺
1623年(元和9年)
長州萩の浄土僧・転誉
により開創された
と云われる。
転誉は阿弥陀如来像を
持参して長崎において
布教に努めたとされる。
長崎奉行・長谷川権六
の助力を受けて堂宇を
建立したという。
山門は長崎代官
屋敷の表門を移築した
ものと云われる。
鉄の装飾がされおり
寺院の山門というより
武家屋敷門の趣がある。
閻魔堂には閻魔大王
と並び「奪衣婆」を祀る。
通称「コンコン婆」と呼ばれ
咳・喘息に霊験があるという。
毎年8月16日には
地獄相変図が開帳される。
所在地 |
長崎県長崎市寺町5-22 |
山号 |
万年山 |
宗派 |
浄土宗 |
本尊 |
阿弥陀如来 |
創建年 |
1623年(元和9年) |
開山 |
転誉 |
備考 |
奪衣婆 |
|