TOP
浄安寺(長崎)



浄安寺 山門


 浄安寺(じょうあんじ)は
長崎県長崎市にある
浄土宗の寺院である。

 寺町通りにあり
興福寺に隣接している。
  参考→興福寺

 1624年(寛永元年)
唐津の僧・誓誉により
創建されたと云われる。

 誓誉は多くのキリシタン
教徒がいる長崎に来て
草庵を結び浄土宗の布教
に尽力していたとされる。

 庵が手狭になったため
長崎奉行・長谷川権六に
願ってー寺を開き、東雲山
理薬院浄安寺と称したという。

 山門は階上を鐘楼
とする鐘楼門である。
境内には本堂、薬師堂、
庫裡、納骨堂などがある。

 本尊・阿弥陀如来坐像は
大音寺よりの寄附と云われる。
薬師堂には聖徳太子作という
薬師如来像を安置する。
  参考→大音寺 

 本堂の天井には、凧好で
知られる13世・住譽津那が
揚げた凧という婆羅門
(バラモン)の複製がある。


浄安寺 本堂


所在地 長崎県長崎市寺町5-14
山号 東雲山
宗派 浄土宗
本尊 阿弥陀如来坐像
創建年 1624年(寛永元年)
開基 誓誉
備考 長崎四国八十八ヵ所第88番



TOP