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大音寺(長崎)



大音寺 山門


 大音寺(だいおんじ)は
長崎県長崎市にある
浄土宗の寺院である。

 皓台寺、本蓮寺と共に
「長崎三大寺」とされる。
  参考→皓台寺本蓮寺

 皓台寺とは幣振坂(へい
ふりざか)を挟んで並ぶ。

 1614年(慶長19年)
伝誉関徹により開創
されたと云われる。

 江戸時代には、幕府
から朱印状が与えられ
歴代将軍の位牌を祀る
御霊屋が建立される。

 長崎奉行の帰依を得て
寺地や堂宇の寄進により
長崎では筆頭の寺格を有し
栄えたと云われる。

 しかし、原爆による
被害は逃れたが、1959年
(昭和34年)の放火で
本堂、御霊屋などが焼失。

 現在の本堂は1962年
(昭和37年)に鉄筋
コンクリートにて再建。

 フェートン号事件の
責任を取り自害した長崎
奉行・松平図書頭康英
の墓がある。


大音寺 本堂


所在地 長崎県長崎市鍛冶屋町5-87
山号 正覚山
宗派 浄土宗
本尊 阿弥陀如来
創建年 1614年(慶長19年)
開山 伝誉関徹
備考 長崎四国八十八所第2番



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