晧台寺(長崎)
晧台寺(こうたいじ)は
長崎県長崎市寺町にある
曹洞宗の寺院である。
1608年(慶長13年)
亀翁良鶴により創建
されたと云われる。
亀翁は肥前国松浦郡
(現在の佐世保市相浦町)
の洪徳寺7世である。
当時、長崎の住民は
キリシタン信者が多く
仏法復興に奮闘したという。
その後、キリシタンが
下火となり後任に佐賀の
玉林寺住持・一庭融頓を
迎えたと云われる。
総門(勅額門)に竪額
「勅賜海雲山」が掛かる。
山門(仁王門)は1680年
(延宝8年)の建築で、県内
現存する最古の門とされる。
本堂は1663年(寛文3年)
すべてチーク材の建立という。
大仏殿(華厳閣)には
高さ3.4mの昆慮舎那仏
坐像が安置されている。
長崎大仏ともいわれる。
シーボルトの日本妻・
楠本滝と娘・イネの墓がある。
所在地 |
長崎県長崎市寺町1-1 |
山号 |
海雲山 |
宗派 |
曹洞宗 |
本尊 |
釈迦如来 |
創建年 |
1608年(慶長13年) |
開山 |
亀翁良鶴 |
備考 |
長崎大仏 |
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