本蓮寺(長崎)
本蓮寺(ほんれんじ)は
長崎県長崎市にある
日蓮宗の寺院である。
皓台寺、大音寺と共に
「長崎三大寺」とされる。
参考→皓台寺、大音寺
1620年(元和6年)
大村の本経寺2世・
本瑞院日恵上人により
開創されたと云われる。
加藤清正が発願した
題目「妙法蓮華経」の
五ヶ寺の一つである。
山号「聖林山」は清正の
母の法号「聖林院殿天室日光
大法尼」に由来するという。
この地は禁教令により
破壊されたサン・ラザロ
病院の跡地といわれる。
原爆で全焼。境内の
徳川第2代将軍・秀忠から
寄進という日蓮聖人像は
原爆投下でも残ったという。
現在の本堂は1955年
(昭和30年)に再建される。
長崎海軍伝習所で学んだ
勝海舟が宿泊。長崎女性・
梶くまとの間に一男一女を
もうけたゆかりの寺でもある。
所在地 |
長崎県長崎市筑後町2-10 |
山号 |
聖林山 |
宗派 |
日蓮宗 |
本尊 |
十界曼陀羅 |
創建年 |
1620年(元和6年) |
開山 |
本瑞院日恵上人 |
備考 |
勝海舟ゆかりの寺 |
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