福済寺(長崎)
福済寺(ふくさいじ)は
長崎県長崎市にある
黄檗宗の寺院である。
興福寺・崇福寺と共に
「長崎三福寺」とされる。
参考→興福寺、崇福寺
1628年(寛永6年)
中国僧・覚悔禅師が
媽祖聖母を祀ったのが
起源と云われる。
禅師は弟子の了然と
覚意を伴い長崎に渡来
したという。
檀信徒に福建省の漳州や
泉州出身者が多く、漳州寺、
泉州寺とも称される。
本堂(大雄宝殿)などの
建造物は国宝指定であったが
原子爆弾投下で焼失。
本堂跡地に鎮魂慰霊の
殿堂として萬国霊廟長崎観音、
通称「長崎観音」が
造営されている。
高さは18m(地上から34m)
重さは35tの観音像で、亀の
形をした霊廟の台座に立つ。
鐘楼門の鐘は原爆が
落ちた11時2分に7打つ鎮魂
の鐘で鐘楼上のわん曲は
原子雲を表すという。
所在地 |
長崎県長崎市筑後町2-56 |
山号 |
分紫山 |
宗派 |
黄檗宗 |
本尊 |
釈迦如来 |
創建年 |
1628年(寛永6年) |
開基 |
覚海禅師 |
備考 |
長崎観音 |
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