大本願(長野)
大本願(だいほんがん)は
長野県長野市にある
浄土宗の大本山である。
善光寺の14ヶ院の本坊で
善光寺の入り口近くにある。
参考→善光寺
大本願の住職は上人
(しょうにん)と呼ばれる。
大勧進の貫主(かんす)
と共に善光寺住職を兼ねる。
参考→大勧進
善光寺は宗派に関係のない
霊場であるが、護持・運営は
浄土宗の大本願と天台宗の
大勧進により実施されている。
善光寺が創建された時
尊光上人が大臣蘇我馬子の
姫君の天皇御杖代として
守護したのに始まるという。
大寺院では珍しい尼寺で
上人は門跡寺院ではないが
代々公家出身者から迎えている。
山内には浄土宗の宗祖・
法然上人留錫の伝説がある。
浄土宗の僧により善光寺
信仰を大衆へ広めたと云われる。
本堂の本誓殿は総桧造で
平成8年の再建と云われる。
内部の扁額「大本願」は
小松宮彰仁親王の筆という。
所在地 |
長野県長野市長野元善町500 |
宗派 |
浄土宗 |
寺格 |
大本山 |
開基 |
尊光上人 |
備考 |
善光寺14ヶ院の本坊 |
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