華光寺(京都)
華光寺(けこうじ)は
京都市上京区にある
日蓮宗の寺院である。
出水通に南面し
「出水の毘沙門さま」の
通称名で知られる。
1582年(天正11年)
妙顕寺の第12世・日堯
上人が隠居所として
創建したとされる。
参考→妙顕寺
秀吉の支援により
伏見城に安置していた
毘沙門天像の寄進を受け
寺の守護神としたという。
鞍馬寺の毘沙門天像と
同木同作とも伝えられる。
江戸時代以降、開運厄除け
として信仰を集める。
参考→鞍馬寺
出水(でみず)の地名は
豊富な湧き水に由来する
とも大雨の度に水が溢れる
からとも云われる。
その出水周辺の寺院には
「出水七不思議」の伝承がある。
晴天でも雫を落す「時雨松」、
五色の花をつける「五色椿」は
「出水七不思議」の一つという。
残念ながら二つとも枯死している。
所在地 |
京都市上京区出水通六軒町西入る
七番町331 |
山号 |
蓮金山 |
宗派 |
日蓮宗 |
本尊 |
十界曼荼羅 |
創建年 |
1582年(天正11年) |
開基 |
日堯上人 |
通称 |
出水の毘沙門さま |
備考 |
京の通称寺霊場9番 |
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