鞍馬寺(京都)
鞍馬寺(くらまでら)は
京都市左京区鞍馬本町にある
鞍馬弘教の総本山である。
牛若丸(源義経)の修行地
また、能の「鞍馬天狗」と
してもよく知られる。
寺伝によれば、770年
(宝亀元年)唐招提寺の鑑真
の高弟・鑑禎(がんてい)が
創建したと伝える。
仁王門は入母屋造檜皮葺、
由岐神社は鞍馬の生土神で
鞍馬の火祭で知られる。
牛若が7歳から預けられ
修行したという東光坊跡に
義経供養塔がある。
本殿金堂には本尊・
尊天が安置されている。
尊天は毘沙門天、護法魔王尊、
千手観世音菩薩像の三身を
一体としたものである。
霊宝殿の仏像奉安室には
国宝の毘沙門天立像、
吉祥天立像、善膩師童子立像
が安置されている。
本殿金堂の前庭見晴台から
比叡山の姿が眺望できる。
左手、奥の院への山道には
牛若丸伝説の遺跡がある。
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本殿金堂 |
所在地 |
京都市左京区鞍馬本町1074 |
山号 |
鞍馬山 |
宗派 |
鞍馬弘教 |
寺格 |
総本山 |
本尊 |
尊天 |
創建年 |
(伝)770年(宝亀元年) |
開基 |
(伝)鑑禎 |
備考 |
新西国三十三箇所19番 |
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