聞名寺(京都)
聞名寺(もんみょうじ)は
京都市左京区にある
時宗遊行派の寺院である。
東大路通二条、
仁王門付近、妙伝寺と
本妙寺との間に位置する。
参考→妙伝寺、本妙寺
創建は定かでないが
光孝天皇の住居跡・
小松殿を寺としたのが
始まりと云われる。
光孝天皇崩御後、
小松殿はその遺志により
天台宗の小松寺となる。
その後、衰退し
鎌倉時代に一遍上人が
小松院聞名寺として
中興したとされる。
時宗の念仏道場
として大炊道場とも
云われたという。
地蔵堂の地蔵尊は
明眼地蔵(あけめじぞう)
とも呼ばれる。
光孝天皇が皇子時代
眼病を患い夢告により
慈覚大師に地蔵菩薩を作らせ
祈願し平癒したという。
以来、眼病治癒祈願として
信仰されるようになる。
所在地 |
京都市左京区東大路通仁王門
上ル北門前町485 |
宗派 |
時宗遊行派 |
本尊 |
阿弥陀如来 |
中興 |
一遍上人 |
別称 |
明眼地蔵 |
備考 |
洛陽地蔵尊第17番 |
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