本妙寺(京都)
本妙寺(ほんみょうじ)は
京都市左京区にある
日蓮宗の寺院である。
東山仁王門の交差点を
東へ入った地点にある。
1315年(正和4年)
日像上人の開創に
始まると云われる。
上人は日蓮の弟子で
遺命により京都で布教。
洛北岩倉の地に巡行。
その際、岩倉の代官・
渡辺氏の帰依を得て
その邸宅を寺としたという。
しかし、その寺は中絶。
1574年(天正2年)
本山妙覚寺18世・
日典上人により再興される。
参考→妙覚寺
その後、江戸時代の
宝永の大火で類焼するが
日正により本堂など
現在の姿に再建されたという。
境内に赤穂義士・
吉田忠左衛門とその子・
沢右衛門、貝賀弥左衛門
などの墓がある。
義士の手紙も奉納され
四十七士の木像を安置する。
通称「赤穂義士の寺」といわれる。
所在地 |
京都市左京区仁王門通東大路
東入北門前町490 |
山号 |
祥光山 |
宗派 |
日蓮宗 |
本尊 |
十界曼荼羅 |
創建年 |
1315年(正和4年) |
開山 |
日像上人 |
通称 |
赤穂義士の寺 |
備考 |
京の通称寺25番 |
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