北山別院(京都)
北山別院(きたやまべついん)は
京都市左京区にある
浄土真宗本願寺派の寺院である。
岡崎別院と同じく
本願寺別院の一つである。
別院は本山直属の寺院で
輪番で住職となっている。
参考→岡崎別院
比叡山の南西、一乗寺
の詩仙堂の南にある。
参考→詩仙堂
創建は定かでないが
親鸞が1年間ほど修業した
地と云われる。
山門横に「親鸞聖人
御旧跡」の石碑が建つ。
当初は天台宗であったが
1677年(延宝5年)に
浄土真宗として再興され
養源寺と号したとされる。
1680(延宝8年)
北山別院となり、御里坊
(ごりぼう)とも云われる。
「御聖水」(ごせいすい)は
親鸞が修業の途中、湧き出る水で
身を清めたと伝える井戸である。
因みに山号は「聖水山」
境内の梵鐘は室町時代、
中国・明で製造されたと伝える。
所在地 |
京都市左京区一乗寺薬師堂町29 |
山号 |
聖水山 |
宗派 |
浄土真宗本願寺派 |
本尊 |
阿弥陀如来 |
備考 |
西本願寺の別院 |
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