岡崎別院(京都)
岡崎別院(おかざきべついん)は
京都市左京区にある
真宗大谷派の寺院である。
岡崎神社の西隣にある
東本願寺の別院である。
浄土真宗の開祖・親鸞聖人の
旧跡で知られる。
この地は親鸞聖人が29歳で
比叡山を降り吉水の法然上人の
弟子になり、流罪になるまで
住んだ所と云われる。
また63歳で帰洛したのちに
再び住んだ地であることから
「親鸞屋敷」と呼ばれる。
1801年(享和元年)
東本願寺第20代・達如
(たつにょ)上人が
親鸞ゆかりのこの地に創建。
当初「岡崎御坊」と呼ばれ
1876年(明治9年)に
「岡崎別院」と改称される。
山門横には「親鸞聖人
御草庵遺跡」の石碑が立つ。
本堂の西側の小さな池は
「鏡池」また「姿見の池」と呼ばれ
親鸞聖人が越後配流の際に
姿を映し名残を惜しんだ伝える。
「八房の梅」は親鸞聖人
手植えの梅の木という。
所在地 |
京都市左京区岡崎天王町26 |
宗派 |
真宗大谷派 |
本尊 |
阿弥陀如来 |
創建年 |
1801年(享和元年) |
開基 |
達如上人 |
備考 |
東本願寺の別院 |
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