衡梅院(京都)
衡梅院(こうばいいん)は
京都市右京区花園にある
臨済宗妙心寺派の寺院である。
妙心寺の塔頭のひとつで
妙心寺境内の南東に位置する。
参考→妙心寺
1480年(文明12年)
細川政元が妙心寺第9世・
雪江宗深(せっこうそうしん)
禅師を開山として創建される。
寺域は妙心寺の開基・
花園上皇の離宮跡地である。
上皇が離宮を改めて妙心寺を
創建した由緒ある地。
雪江宗深禅師は
応仁の乱で荒廃した妙心寺
の復興に尽力し妙心寺
「中興の祖」と云われる。
禅師の4人の優れた弟子・
四派が妙心寺発展の基礎となる
宗門体制を構築したとされる。
四派は龍泉派(龍泉庵)、
東海派(東海庵)、霊雲派(霊雲院)、
聖澤派(聖澤院)である。
参考→東海庵
1486年(文明18年)に
亡くなった禅師の遺命により
塔所(はかどころ)とされる。
門前に「本山四派渕源
雪江禅師塔所」の石柱が立つ。
所在地 |
京都市右京区花園妙心寺町1 |
宗派 |
臨済宗妙心寺派 |
創建年 |
1480年(文明12年) |
開基 |
細川政元 雪江宗深(開山) |
備考 |
妙心寺塔頭 |
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