青蓮院(京都)
青蓮院(しょうれんいん)は
京都市東山区にある
天台宗の寺院である。
三千院、妙法院とともに
天台宗の三門跡寺院とされる。
参考→三千院、 妙法院
創建は比叡山東塔の
南谷にあった青蓮坊が
その起源とされる。
平安末、12世天台座首・
行玄の時、鳥羽上皇の
第7皇子・覚快法親王が
入寺し以来門跡寺院となる。
熾盛光(しじょうこう)堂
と呼ばれる本堂は秘仏の
本尊・熾盛光如来を祀る。
本堂の東裏には国宝の
不動明王二童子像の複製が
掛けられている。
青不動と呼ばれ、
高野山明王院の赤不動、
三井寺の黄不動とともに
日本三不動といわれる。
寝殿は入母屋造、桟瓦葺、
境内で最も大きい建物で
主要な法要が営まれる。
相阿弥の作庭の龍心池を
中心とした「築山泉水庭」、
霧島つつじの「霧島の庭」、
書院式茶室「好文亭」等がある。
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本堂(熾盛光堂) |
所在地 |
京都市東山区粟田口三条坊町69-1 |
山号 |
なし |
宗派 |
天台宗 |
本尊 |
熾盛光如来 |
備考 |
近畿三十六不動尊19番 |
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