高山寺(京都)
高山寺(こうざんじ)は
京都市右京区にある
真言宗単立の寺院である。
山号は栂尾山で高雄山・
神護寺、槇尾山・西明寺の
三尾の一番北にある。
参考→神護寺、 西明寺
創建は諸説あるが
774年(宝亀5年)光仁天皇
の勅願により開創したと伝える。
その後、明恵(みょうえ)
上人が後鳥羽上皇から
「日出先照高山之寺」の勅額を
賜り寺名を高山寺としたいう。
金堂は簡素な建物であるが
本尊の釈迦如来坐像を安置する。
開山堂は等身の明恵
上人坐像が安置されている。
法要はこの開山堂で
営まれることが多いという。
石水院は入母屋造妻入柿葺、
明恵上人時代の唯一の遺構で
国宝に指定されている。
ここに「鳥獣人物戯画」
(国宝)の模写本がガラス
ケースに展示されている。
明恵上人が栄西禅師からの
茶の実を植えたが始まりとされる
「日本最古之茶園」の石碑がある。
これが宇治茶の起源という。
|
開山堂 |
所在地 |
京都市右京区梅ケ畑栂尾町8 |
山号 |
栂尾山 |
宗派 |
真言宗単立 |
本尊 |
釈迦如来 |
備考 |
世界遺産 |
|