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千手院(鎌倉)


千手院 山門


 千手院(せんじゅいん)は
鎌倉市材木座にある
浄土宗の寺院である。

 蓮乗院と同じく
光明寺の塔頭の一つである。
   参考→光明寺

 蓮乗院が光明寺の右側に
対して左側に位置し光明寺の
総門の手前の細い道を左へ行く。  
   参考→蓮乗院
 
 鎌倉三十三観音霊場
千手院は第20番札所   
蓮乗院は第19番
光明寺は第18番である。

 千手観世音菩薩は
両手を頭上に、掌を上に
組んでいる珍しい形式である。 

 本堂左手前には
子恵地蔵尊像が安置されている。
 
 千手院は元は光明寺の
僧坊で各地からの学僧の
修行道場として栄えたという。

 江戸時代中頃には
読み・書き・そろばんを
教える寺子屋となったとされる。

 境内には芭蕉の句が刻まれた
「寺子屋の記念碑」がある。

 明治時代には桑楊学校
と呼ばれていたという。

千手院 本堂


所在地 鎌倉市材木座6-12-8
山号 天照山
宗派 浄土宗
備考 鎌倉三十三観音霊場20番札所



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