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光明寺(鎌倉)


光明寺 山門


 光明寺(こうみょうじ)は
鎌倉市材木座にある
浄土宗の寺院である。

 海からの潮の香りがする。
鎌倉の山あいの寺を回って
いると海が新鮮に感じる。

 寺伝によれば開基は
北条経時、開山は浄土宗
3祖・然阿良忠とされる。

 総門を潜ると山門がある。
「天照山」の額を掲げた
巨大な門、浄土宗関東
総本山に相応しい門である。

 大殿といわれる本堂は
入母屋造、銅板葺きで
正面側面ともに約25m、
鎌倉でも最大級の本堂という。

 春季彼岸会の法話が
行われていた。本堂に
上がり拝観を兼ねて拝聴。

 本尊は阿弥陀如来座像
向かって左は勢至菩薩、
右は観音菩薩を安置する。

 阿弥陀如来は穏やかな
像容である。鎌倉前期の
中央仏師の作風と云われる。

 本堂には鎌倉後期の作
という如意輪観音半座跏像も
安置されている。10月の
十夜法要には植木市が立つ。


光明寺 本堂  


所在地 鎌倉市材木座6-17-19
山号 天照山
宗派 浄土宗
寺格 大本山
本尊 阿弥陀如来
開基 北条経時
備考 鎌倉三十三観音18番



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