蓮乗院(鎌倉)
蓮乗院(れんじょういん)は
鎌倉市材木座にある浄土宗、
光明寺の塔頭寺院である。
参考→光明寺
塔頭(たっちゅう)は
大寺院にある小寺院や別坊。
創建は定かではないが
光明寺の創建前からこの地に
あったと伝えられる。
当時は蓮華寺と称し
真言宗に属していたと云われる。
その後、光明寺の子院となり
蓮乗院と改称、浄土宗に改宗。
光明寺創建の際
記主禅師良忠上人は
落成するまで蓮乗院に居住し
督励に専念したと云われる。
その後、新住職が光明寺に
入山する場合は必ず1度、
蓮乗院に入るのが慣例という。
本堂には本尊・阿弥陀如来、
脇侍に観音、姿勢の両菩薩
が安置されている。
阿弥陀如来は源頼朝の
御家人・千葉介平常胤の
守り本尊であったとされる。
鎌倉三十三観音霊場第19番、
同じ塔頭の千手院は第20番である。
参考→千手院
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本堂 |
所在地 |
鎌倉市材木座6-16-15 |
宗派 |
浄土宗 |
本尊 |
阿弥陀如来 |
備考 |
鎌倉三十三観音霊場19番札所 |
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