龍峰院(鎌倉)
龍峰院(りゅうほういん)は
鎌倉市山ノ内にある「建長寺」
内にある塔頭寺院である。
参考→建長寺
妙高院と同じく
建長寺の塔頭の一つである。
参考→妙高院
妙高院は三門の手前にあるが
龍峰院は仏殿の後方・方丈の
左手の奥まった所にある。
もとは 八代執権・北条
時宗の持仏堂であり
1276年(建治2年)に
創建されたと云われる。
その後、1307年(徳治2年)
建長寺十五世・約翁徳儉が
中興し塔頭にしたとされる。
約翁徳倹は鎌倉の路傍で
拾われて高僧になったという
伝説の名僧である。
建長寺の開山・蘭渓道隆
(大覚禅師)の下で禅を学び
宋で修行、帰国し京都の南禅寺、
建仁寺の住持なども努める。
鎌倉三十三観音霊場
建長寺が28番、妙高院が27番
龍峰院は29番であり
建長寺内に3つの札所がある。
龍峰院は御朱印のみの入山で
一般の拝観はできない。
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山門 |
所在地 |
鎌倉市山ノ内101 |
山号 |
蓬莱山 |
宗派 |
臨済宗建長寺派 |
本尊 |
聖観音菩薩 |
創建年 |
1276年(建治2年) |
中興 |
約翁徳倹(塔頭) |
備考 |
鎌倉三十三観音霊場29番札所 |
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