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妙高院(鎌倉)


妙高院 本堂


 妙高院(みょうこういん)は
鎌倉市山ノ内にある「建長寺」
内にある塔頭寺院である。
   参考→建長寺

 塔頭(たっちゅう)は大寺院の
敷地内にある小寺院や別坊。

 建長寺の塔頭は
多いときには50近くあったが
現在は10余りとなっている。

 妙高院は龍峰院など共に
残っている塔頭の一つである。
   参考→龍峰院

 建長寺の総門を潜ると
直ぐ右手に高い石垣があり
そこに妙高院はある。

 重層な三門の手前にあり
三門を潜ってしまうと分かり難い。
総門と三門の間の
右側の梵鐘の手前にある。

 妙高院は建長寺の
第二十八世・肯山聞悟
(こうざんもんご)の塔頭。

 創建については1346年
(貞和2年)と云われる。

 肯山聞悟は建長寺創建時の
史料「建長寺興国禅寺碑文」を
撰文した禅僧で知られる。

 鎌倉三十三観音霊場
第27番札所となっている。

妙高院 境内の地蔵尊


所在地 鎌倉市山ノ内9
山号 若昇山
宗派 臨済宗建長寺派
本尊 宝冠釈迦如来
創建年 1346年(貞和2年)
開基 肯山聞悟(塔頭)
備考 鎌倉三十三観音霊場第27番札所



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