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常円寺(東京)


常円寺 山門


 常円寺(じょうえんじ)は
目黒区にある日蓮宗の寺院。

 東急東横線の都立大学駅から
歩いて5,6分の所にある。

 創建については
1590年(天正18年)
小杉甚七による開基と伝わる。

 姓の小杉より小杉山、
法号「本理常圓信士」より
常円寺と号したと云われる。

 開山は日信上人で、当初は
法華寺(現円融寺)の末寺であったが
後に身延山久遠寺の末寺となる。
   参考→円融寺

 本堂手前左側に
「妙見堂」があり妙見菩薩と
七面天女像が祀られている。

 寺宝「釈迦如来涅槃之図」は
釈迦が涅槃(臨終)に入る
ときの姿が描かれている。

 縦407cm、横220cm
の掛け軸で毎年二月十五日
の涅槃会に開帳される。

 境内の雌の大銀杏は
幹まわり4m、高さ25mで
目黒区保存樹第一号である。

 隣に並ぶ東光寺の
雄の大銀杏と「夫婦銀杏」
とも呼ばれる。
   参考→東光寺 

常円寺 本堂


所在地 東京都目黒区八雲1-2-10
山号 小杉山
宗派 日蓮宗
本尊 一塔両尊四士
創建年 1590年(天正18年)
開基 小杉甚七
備考 身延山久遠寺末 大銀杏



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