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東光寺(東京)


東光寺 山門


 東光寺(とうこうじ)は
東京都目黒区にある曹洞宗の寺院。

 東急東横線の都立大学駅から
歩いて6,7分の所にあり
常円寺の隣に並ぶように建つ。
    参考→常円寺

 1365年(貞治4年)
世田谷城主の吉良冶家が
10歳で早世した子息の祖朝の
菩提のため創建と伝えられる。

 吉良氏は中世にかけて
世田谷・目黒地域に勢力を
持つ一族として知られる。 

 当初、臨済宗東岡寺としたが
その後東光寺と改めたとされる。

 1550年(天文19年)には
寺領30石の御朱印状を拝領。

 さらに、江戸時代の初めには
曹洞宗に宗旨を改めたという。

 本堂手前の左右に
「風神像」「雷神像」が置かれている。

 境内には「馬頭観世音菩薩」
「六地蔵菩薩」「幸福を呼ぶ七福神」。

 また、ほうきを持った
「おそうじ小僧さん」などもある。

 本堂正面には雄株の大銀杏がある。
常円寺の雌株の大銀杏とともに
「夫婦銀杏」とも呼ばれている。

東光寺 本堂


所在地 東京都目黒区八雲1-9-11
山号 泰陽山
宗派 曹洞宗
本尊 釈迦如来
創建年 1365年(貞治4年)
開基 吉良冶家
備考 大銀杏



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