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常楽寺(長野)


常楽寺 本堂


 常楽寺(じょうらくじ)は
長野県上田市にある
天台宗の寺院である。

 上田電鉄・別所線
「別所温泉」駅から徒歩
10分程の所にある。

 北向観音の本坊・
天台宗の古刹である。  
  参考→北向観音

 825年(天長2年)
別所三楽寺の一つとして
建立されたと云われる。

 三楽寺とは長楽寺、
安楽寺、常楽寺をいう。
但し、長楽寺は焼失。
  参考→安楽寺

 本堂は風情のある
茅葺き屋根。本尊は
宝冠を頂く珍しい
妙観察智弥陀如来。
  
 本堂の左手奥に
高さ2.85mの安山岩の
石造多宝塔がある。
国の重要文化財である。

 北向観世音が出現
した所といわれる。

 塩田別所常楽寺で
書写されたと記述のある
「十不二門文心解」が
金沢文庫に遺されている。


常楽寺 石造多宝塔


所在地 長野県上田市別所温泉2347
山号 金剛山
宗派 天台宗
本尊 妙観察智弥陀如来
創建年 825年(天長2年)
備考 北向観音の本坊



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