安楽寺(長野)
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安楽寺 本堂 |
安楽寺(あんらくじ)は
長野県上田市にある
曹洞宗の寺院である。
上田電鉄・別所線
「別所温泉」駅から徒歩
15分程の所にある。
信州最古の禅寺、国宝
の八角三重塔で知られる。
伝承によれば天平
年間、行基による開創
というが定かではない。
実質的な開山は
鎌倉時代、樵谷惟仙
によると云われる。
「建長(鎌倉の建長寺)
と塩田(安楽寺)とは各々
一刹により...仏法を学び」
(大覚禅師語録の一節)
安楽寺がある塩田平は
鎌倉との交流があり「信州
の鎌倉」とも呼ばれる。
北条氏の庇護のもと
栄えるが室町以降衰退。
安土桃山時代に
高山順京により再興。
八角三重塔(国宝)は
初重裳階付、柿葺。
日本に現存する唯一の
八角塔と云われる。
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安楽寺 八角三重塔 |
所在地 |
長野県上田市別所温泉2361 |
山号 |
崇福山 |
宗派 |
曹洞宗 |
本尊 |
釈迦如来 |
備考 |
信州最古の禅寺 |
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