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北向観音(長野)


北向観音 観音堂


 北向観音
(きたむきかんのん)は
長野県上田市にある
天台宗の寺院である。

 上田電鉄・別所線
「別所温泉」駅から徒歩
10分程の所にある。

 寺伝では、825年
(天長2年)慈覚大師・
円仁による開創と伝わる。

 「北斗七星が世界
の依怙となるように」
との観音の誓願により
北向きに建つとされる。

 南向きの善光寺と
向き合い「裏善光寺」
と呼ばれる。善光寺のみ
では「片参り」という。
  参考→善光寺
 
 千手観音を本尊とし
現世利益を願う。一方、
善光寺は阿弥陀を本尊
とし来世利益を願う。

 境内には観音堂の他
温泉薬師瑠璃殿、額堂、
不動堂、愛染堂などが
所狭しと並ぶ。

 愛染堂の傍らの愛染
カツラは市指定天然
記念物で縁結びの霊木
で知られる。


北向観音 温泉薬師瑠璃殿


所在地 長野県上田市別所温泉1666
山号 北向山
宗派 天台宗
本尊 千手観音菩薩
創建年 (伝)825年(天長2年)
開基 (伝)慈覚大師・円仁
備考 坂東三十三箇所番外札所



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