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出家と在家


 サンガに入るとことは
出家することでもである。
  参考→サンガ

 財産を処分し、妻子、
親兄弟からも離れることは
家を出る、即ち出家である。

 サンガは執着を捨て悟りへ
精進する環境を整えている。

 悟りへの道を希望するなら
釈迦はなるべくサンガに入り
修行する出家を勧めた。

 出家することは家族を
捨て精進に専念する僧侶に
なることでもある。

 しかし、出家しなくても
釈迦の教えを信奉できる。

 僧侶にならず、家で普通に
生活する者を出家に対し
在家(ざいけ)という。

 在家信者になるためには
当初は特に条件はなかった。

 ただ、釈迦の説法を聞き
私は釈迦に帰依しますと
言うだけだった。

 その後、人数が増え
教団が大きくなるにつれ
「仏・法・僧」への帰依、
即ち「三帰依」が条件となる。
  参考→仏・法・僧



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