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仏・法・僧


 初めて釈迦が法を
説く「初転法輪」により
釈迦の仏教が世に
伝わることになる。
  参考→初転法輪

 また、法を説かれ
その教義を受けて信奉
する集団が生まれる。

 「仏・法・僧」が
ここに成立する。

 即ち、「仏」は悟りを
開いた釈迦である。
「法」は釈迦による教義、
その教えそのものである。

 「僧」はそれを奉ずる
集団である。一般に
言われる僧侶ではなく
僧伽(そうぎゃ)の略。

 僧伽は古代インドでの
集団、集会など自治組織
などの集まりである。

 この「仏・法・僧」は
三つを宝にたとえ、三宝
(さんぽう)といわれる。

 三つの宝に帰依する
ことを「三帰依」という。

 聖徳太子による
「十七条憲法」の「篤く
三宝を敬え。三宝とは
仏法僧なり」の源である。



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