TOP
中田観音(福島)


中田観音 観音堂


 中田(なかだ)観音は
福島県大沼郡にある
曹洞宗の寺院である。

 中田観音は通称名で
正式寺号は「弘安寺」

 立木観音、鳥追観音
と共に、長患いせず
ころりと往生祈願「会津
ころり三観音」の一つ。
  参考→立木観音鳥追観音

 JR東日本・磐越西線
「会津若松」駅から車で
25分程の所にある。

 本尊の十一面観世音
菩薩は1274年(文永11年)
長者江川常俊が娘の菩提を
弔うため鋳造したという。

 1279年(弘安2年)
伽藍を造営。年号から
寺号を「弘安寺」と
称したと云われる。

 観音堂には十一面
観世音菩薩と脇侍の地蔵
菩薩、不動明王を安置。
3体とも国の重要文化財。

 堂内に立木観音と同様
「抱きつき柱」がある。

 世界的な医聖・野口
英世の母シカが月詣り
したことでも知られる。


中田観音 弁天堂


所在地 福島県大沼郡会津美里町
米田字堂ノ後甲147
山号 普門山
宗派 曹洞宗
本尊 十一面観世音菩薩
正式名 普門山 弘安寺
備考 会津ころり三観音



TOP